かつては“パンクの女王”として知られ、今は数々の環境活動でも知られるイギリスのデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド。
「今の人々はクローンみたいに同じ、使い捨てのゴミを着ているわ」と言う彼女。
環境活動家と呼ばれるよりFreedom Fighter(自由のために戦う者)と呼ばれることを好む彼女が、先日アメリカのMetro誌で語っていたことが、とってもステキだったのでご紹介します。
Buy less: “Buy less, choose well and make it last. I really do think that people should exercise choice and not just consume without thought—sucking up stuff all the time, one thing after another.”
Go to art galleries: “The art lover is not consuming. He invests in the present world by engaging with the genius of the past. ‘You get out what you put in’ is my motto.”
Read: “The best fashion accessory is a book.”
Prepare your own food: “Buying and preparing your own food is to engage with the world. It gives you a sense of reality.”
Do it yourself: “Wear a piece of beautiful fabric, borrow stuff from your friends, and style it in with your own clothes.”( Metro誌より抜粋)
たくさん買わない:
賢く、質のいいものを「選択」をしましょう。考えなしに次から次へと使い潰すのではなくて、「選択」という行為をもっとすべきです。
ギャラリーへ行くこと:
アートを愛する人は、「消費」なんてしません。過去の天才たちに触れることで、いまの自分に投資をしているのです。(’You get out what you put in’)[自分の中に]取り入れたものが出ていく―それが私のモットーです。
読むこと:
最高のファッションアクセサリーは本です。
自分の食べるものは自分で用意すること:
自分の食べるものを買い調理するというのは、世界とつながる行為です。自分が歩む現実を知覚するでしょう。
D.I.Y. (Do It Yourself):
美しい布を身にまとってみましょう。そして友人たちから服やアクセサリーを借りて、自分のスタイルに取り入れてみましょう。
伝統を重んじ、“量”より“質”を求め、今も昔も、常に先進的な視点からものを見続けている彼女の生き方は好きです。
ちょっと先の視点からできること、私にもまだまだたくさんありそうです。